シューグー 使ってみた

DIY

靴を履いてて避けられない事象・・・それは靴底減り。

靴底の修理を業者さんにお願いすると1500円~が多いようです。もちろんお気に入りの靴ならば、プロにお願いしますが、日常的に使う靴なら、DIY修理に挑戦する価値ありです。

修理の方法

では、どうやって修理するのか?

①すり減った部分に「あてゴム」を張り付ける

②ゴム接着剤を塗り重ねる

貼り付けるタイプは接着剤だけでは付かないことが多く、釘を併用して固定します。

対してゴム接着剤タイプは、乾くまでに時間がかかり、塗るのが難しいイメージがあります。

靴の接着剤といえば シューグー 【SHOEGOO】

1978年に日本国内で発売された 米国生まれのロングセラー商品です。

乾燥時間は約12時間から48時間で硬化する合成ゴムです。

擦り減った靴のかかと補修やソール剥がれ修理はもちろんですが、
接着力がとても強いため、靴以外でも木・金属・皮革・コンクリート
など、様々な素材でも使用することができます。

作業手順

まずは、付属のヤスリで靴底軽くこすります。接着剤や塗料を塗る際は密着をよくするために

表面を削ります。とはいえ、削れてすり減った靴底を修理するので、荒くならす程度で済ませます。むしろ汚れや油分が付着していれば、よく落とします。

続いて、靴底にシューグーを多めに盛りつけます。ヘラ(アイスの棒のような)で空気が入らないように延ばしていきます。完璧に形を整えるにはテクニックが必要なので、あまり器用でない。というかたは無理をせずに表面を整えることに集中しましよう。後述のようにまだチャンスはあります。

3時間後:表面を乾かす。

この段階で指で触ると、ムニュっと動きます。なんとよなく寄せることができますので細かい形はここで整えましょう。

12時間後 薄く塗った場合の乾燥時間ですが、まだ我慢しましょう。

24時間後 少し厚く塗った場合の乾燥時間(注意書きによる) そんなに急いで使いたい靴?

48時間後 接着の場合の乾燥時間 ということで、乾燥には丸2日を要すると思ったほうがいいと思います。両面テープの接着や塗装でも言えますが、失敗しないコツは、十分な時間をかける。

時間がなければ、プロに頼む。です。DIYの基本は入念な準備と時間配分が肝になります。

使用量 と 何を買うべきか

今回はサンダルのかかと部分を修復しました。

穴の部分は養生テープでマスキングして、無駄に詰め込まないようにし、印象では3~5mmほど盛ったのでまぁまぁ厚めだと思います。逆に5mm以上の修復にはあてゴムをしたほうが効率的です。チューブの減りからみると30g使ったかな?、、ってところです。

シューグーの通常品は100gですが、ネット通販で、【 シューグーミニ 】と検索すると、半分の50gがヒットします。店舗によりますが50g、2個(2種)で販売されているところもありますので送料的にもお得かと思います。ボンドとかって、使い切ることがあまりなく、久々に使おうとしたら、固まってた。という経験ありませんか?私はミニで同じもの2個か、透明(汎用)と黒(ビジネスシューズ、グローブ用)の組み合わせで購入しています。

【修理をしながら大事に使う】そういう文化を大切にしてもいいのかな。って思ってます。

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