車、買っちゃいました。

レンタカー

AUTOMOTIVE ESSAY & DIARY

ある男が、軽トラを買った理由。

スバル サンバートラック TT2型 —— 今宵、その真相を紐解いていく。

PART 01

男の愛車、スズキ ハスラー

彼の現在の愛車は、スズキ ハスラー ハイブリッドXターボ(FF 2WD)。
SUVテイストの軽自動車だが、彼はこの車をかなり気に入っている。

SUZUKI HUSTLER HYBRID X TURBO FF 2WD
エンジン R06A ターボ (64PS)
トルク 98 N・m
モーター ISG (3PS / 50N・m)
足回り・高 165/60R15 / 180mm
燃費(実測) 17.0 km/L 以上
デザイン スクエアフォルム & 丸目

パワートレインは、軽自主規制の上限である64馬力を叩き出すR06Aターボエンジン。トルクは98Nmを発生し、そこに3馬力・50Nmをアシストするマイルドハイブリッド(ISGモーター)が組み合わさる。

15インチのタイヤ(165/60R15)に最低地上高180mm。四角いフォルムに丸目のヘッドライトという、個性的で愛嬌のあるデザインも魅力だ。

内装の使い勝手もスズキらしく抜かりがない。後席のシートアレンジによって高い積載能力を誇る。

欠点といえば、ポールポジション(先頭)の信号待ちで信号機が見えにくい時があること。書籍やナビなど純正の9インチナビのエンタメ性が低く、せっかくの大画面なのに外部映像入力ができないことくらいだ。いずれも走りや実用性には大きな影響のないレベルと言っていい。

エアコンをフル稼働させていてもリッター17kmをクリアする燃費性も含め、普段使いにおいて何一つ不満のない一台だった。

……ただ一つ、「マニュアル車(MT)ではない」という点を除いては。

スズキには今でもワゴンRにMTの設定がある。だが、ハスラーに乗っている男が「MTに乗りたいから」とワゴンRに乗り換えるイメージは湧かなかった。

男は「何か面白いMT車はないか」と、時折ネットでN-ONE RSなどを物色する日々を送っていた。

PART 02

転機となった、夏のツーリング

転機は、夏のツーリング。。

バイクのツーリングは楽しいが、バイクは時として孤独との戦いとなることがある。
運転自体は楽しいが、観光地、おいしいグルメは、「誰と楽しむか」がどこより、なにより重要な時がある。

スポーツバイクを持っているが、ライダーでないと二人乗り、タンデム走行には抵抗があるという。。
サイドカー?いや、高い割には不便。

なんとか、二人で雨風しのいで、たのしくツーリングできないものか……二人だから軽トラでもいいんだけど。。

ん? 軽トラ??

PART 03

そうだ!スバルのサンバーだ!

  • 大人二人乗車:スバルのサンバーなら、まがりなりにも車なので大人二人が乗車できる。
  • 直列4気筒RR:スバルのサンバーなら、軽自動車なのに4気筒エンジンだ!しかもRR、リアエンジン。
  • 4輪独立懸架:スバルのサンバーは、4WD、サスは4輪独立懸架だ。
  • MT選択可能:スバルのサンバーなら、マニュアル車も選べる。
  • 高い積載性:おまけに軽トラなら、時折あるハスラーでは運べない荷物も運べる。
そう、ハスラーとは競合しないのだ。

スバルのサンバーを迎えることで、なんならYZF-R25のトランポとしても使えるやもしれない。
軽バンにはない荷台をカスタムする楽しみに胸をふくらませながら、奇跡的に3万キロ以下の低走行サンバーとめぐりあえた。

PART 04

もうひとつの伏兵。。。ホンダ SUPER-ONE

太陽光パネルを取り付けて次に思うのは、蓄電池。
とはいえ、蓄電池は高すぎる。10kWhで150万円、20kWhでかるく200万円を超える。さらにV2Hなんて日には、さらに100万円……。
そんな300万円近く出すなら走る蓄電池、EV車も考えたことはあった。

でも大きなボディに400万、500万というのもまた違う。
日産サクラがおよそ300万円で補助金が出たとして実質250万円ほど。軽自動車の上位車種は250万円ほどになるので、まぁ妥当だろう。
でも航続距離が180kmで250万円か……満足度が高いとは言えない。

そこで目を付けたのはBYDのRACCO。
中国製とはいえ、シャオミやOPPOといった中華スマホは今や侮れない。
圧倒的なコストパフォーマンスで200万円で補助金いれたら150万円くらいになるのでは?と予想しつつ、その発売を待つことにした。

そして4月、衝撃が走った!BYDのRACCOの補助金が13万円というのだ。
税金を投入する補助金なのだから、国内企業を優遇すべき。それはわかる。むしろ賛成だ。ただ、今までさんざん太陽光ではそんなこともなかったのに、増える期待はしていなかったが、まさか、ここまで下がるとは。。。
企業努力でその分、安くする。。には限界があるだろう、、と思ったときに、スーパーワンが発表された。

HONDA SUPER-ONE 概念シミュレーション 実質 209万円〜
車両価格 / 補助金 339万円 / 補助金 130万円
実質コスト 5年後100万売却で 1日約1,000円
蓄電池活用 29kWh(実効15kWh確保)
ギミック アクティブサウンド & ブースト
航続距離 276km(実質 180km想定)
セカンドライフ BOSEサウンドの「庭の離れ部屋」

補助金130万円!? 339万円だとしても209万円で乗れるではないか!

5年後に100万円で売れたら実質5年で109万円としたら、諸々考えたら一日1000円じゃない?
売らないにしても、29kWhの蓄電池としてみたら電気のロスが40%ほどあったとしても15kWhの蓄電池として使えるならありかも。
加えて、ガソリン代よりも安い電気なので、乗る分だけ安上がり。
普通車区分にはなるのだが、その分アクティブサウンドにブーストモードと動くレーシングゲームじゃないかと思える、おとなのおもちゃ。
もしも、廃車にして庭で完全蓄電池としての余生をすごすなら、BOSEサウンドの離れ部屋として活用しよう。

そうなるとRACCOの出る幕はない。
航続距離は276kmなので、実質180キロくらいになるかもしれない。
ただ、遠出はハスラーがある。
年間35,000キロという実態を考えるとガソリン車とEV車のすみ分けは必然。

なんだ、ハスラー、サンバー、スーパーワン、
競合しないじゃないか(笑)

© AUTOMOTIVE LIFE DIARY / Sambar TT2 Project

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